西パプア州の山岳地帯で13日午前2時頃、運転手を含む29人を乗せたトラックが下り坂で制御を失い、崖から転落する事故が発生した。この事故により18人が死亡、10人ほどが負傷した。
乗員の多くは地元の鉱山で働く東ヌサトゥンガラ州から来ていた鉱員らで、山岳地帯から州都マノクワリに向かっている途中だった。事故の原因はブレーキの故障と見られる。
通報を受けてから約2時間後に捜索救助隊が現場に駆け付けた際には、転落の衝撃でトラックから投げ出された人たちが地面に多数倒れていたという。13人はその場で死亡が確認され、5人は病院への搬送中に死亡した。死亡者の中には子供1人も含まれていた。負傷者はマノクワリの病院で手当てを受けている。また、遺体はライオン・エアのチャーター機で葬儀のために東ヌサトゥンガラ州に運ばれた。