4月26日、ジャカルタ特別州地方議会の本会議上で珍しい光景が広がった。インドネシア連帯党(PSI)のアンガラ・ウィチトラ党首が、M・タウフィク副議長の解任を決める本会議に生後7か月の赤ちゃんを連れて出席したのだ。
アンガラ氏によると、妻が母親を病院に連れて行く用事があったため、赤ちゃんを会議に連れてきた。アンガラ氏とその妻は、生後1000日間の「ゴールデンタイム」にはベビーシッターを利用せず、子供の成長と発達に寄り添うことを心がけているという。
本会議後に行われたメディアの取材中にはアンガラ氏の腕に赤ちゃんの姿はなく、病院から戻った妻がすでに赤ちゃんを連れて帰っていた。このような光景は、インドネシアの議会ではめったに見られない。
過去には、2016年にアイスランドで、国会に授乳をしながら登壇し質疑応答した女性議員がメディアで取り上げられた。