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第1四半期の経済成長率5.02% コロナ前の水準に戻る

中央統計局(BPS)は9日、2022年第1四半期のインドネシアの経済成長率が5.01%に達したと明らかにした。新型コロナウイルス感染症以前の2019年経済成長率は5.02%であり、同水準に回復した。

生産面からみたGDPではほとんどのセクターで成長を記録しており、経済成長率5.01%のうち製造業が1.06%、貿易業が0.75%、輸送・倉庫業が0.57%、建設業が0.49%、その他が2.14%の成長に貢献した。中央統計局のマルゴ局長は「同期間においては、ほぼ全ての成長エンジンが機能し始め、コロナ禍前に戻り始めた」とコメントしている。

また支出面からみたGDPでは政府支出のみがコロナ関連予算の減少により縮小したものの、家計支出、投資、貿易収支において拡大し、2019年第1四半期よりも良い状況であることを示した。