保健省のシティ・ナディア報道官は12日、原因が分からない謎の急性肝炎とみられる症状により、新たに7歳と10歳の子ども2人が死亡したと明らかにした。国内での死亡例は累計7件となった。
地域別ではジャカルタ特別州で4例、西スマトラ州、東ジャワ州、東カリマンタン州でそれぞれ1例ずつ報告されている。
また、急性肝炎の疑いのある事例は12日時点で全国で18例報告されており、9日時点の15例から増加した。
この状況を受け、インドネシア子ども保護委員会(KPAI)は、小・中学校で現在実施されている100%の対面授業を再評価するよう政府に要請している。