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東ジャワ州で牛の口蹄疫が発生

東ジャワ州畜産局は5日、州内の4県で口蹄疫が発生し、牛1247頭が感染したと明らかにした。感染した牛の数は、4月28日時点でシドアルジョ県で595頭、グレシック県で402頭、ラモンガン県で102頭、モンジョケルト県で148頭にのぼった。また5月9日までにグレシック県で牛13頭の死亡が確認されている。

コフィファ・インダル・パラワンサ知事は、動物市場の一時閉鎖と、感染した牛の隔離を指示した。またコフィファ知事は現地に疫学チームを派遣し、感染した牛に抗生物質やビタミン剤を投与するよう対策を進めている。

口蹄疫とは、牛や水牛、豚、ヤギなどひづめを持つ偶蹄類動物が感染する急性熱性伝染病で、39度以上の発熱、泡沫性流涎、 呼吸促迫、起立不能、口内炎などの症状が現れる。インドネシアで口蹄疫が報告されたのは1986年以来となる。