公共事業・国民住宅省は、高速道路の料金支払いシステムについて、従来の電子カード「eトール」からノンストップの非接触徴収システム「マルチレーン・フリーフロー(MLFF)」へ移行させる計画である。
公共事業・国民住宅省は以前、2022年末までに40ヵ所の高速道路でMLFFを試験導入すると発表していた。また2023年には導入を開始したい意向を示していた。運輸省運輸局のブディ・セティヤディ局長は17日の会見で、現在のところ公共事業・国民住宅省の高速道路統制庁が調査過程にあると明らかにした。
MLFFは料金所を通過した車両を識別しアプリケーションから電子マネーで料金を徴収するため、料金所に立ち寄る必要がなくなる。これにより、移動時間の短縮や料金所付近での渋滞緩和が期待される。