5月15日11時30分頃、東カリマンタン州バリクパパン市にある国営石油会社プルタミナの製油所で火災が発生し、請負業者の作業員1人の死亡が報告された。
現場監督者によると、火災発生時は作業員6人が製油所にいたことが確認されており、3人が火傷を負い病院で手当てを受けている。ほか2人も熱風にさらされたため病院に搬送されたが、手当てを終えすでに帰宅している。
プルタミナによると、火災は第5プラントで発生し、消火チームによって鎮火された。鎮火後は一時的に操業を停止しているが、ガソリン供給量への影響はないと公表している。また、火災の原因についてはまだ明らかになっておらず、現在調査中である。同製油所の責任者は、亡くなった作業員への深い追悼の意を表すとともに、負傷者に対して最大限の治療を行うと述べた。プルタミナの製油所では去年1年間で3回の火災が発生している。