半導体商社の株式会社マクニカは5月20日、三菱商事株式会社との共同企業体が、ジャカルタ郊外のBSDシティにおいて、インドネシア初となる自動運転バスを活用したモビリティサービス実証実験を実施すると発表した。
同実証実験では、BSDシティ内の賑わいの中心となるオフィスエリア並びに商業施設にて、マクニカの提供するハンドル・アクセル・ブレーキのない自動運転バス「NAVYA ARMA(アルマ)」を1年間運行する。これにより、BSDシティに係る地域住民、就業者、来訪者のニーズを把握し、自動運転モビリティサービスの交通利便性を検証するとともに、今後の同エリアにおける事業拡張の可能性などを調査する。
同実証実験を行う共同企業体は、国際協力機構(JICA)との業務委託契約を締結している。