ウクライナのゼレンスキー大統領は5月27日、ジョコ・ウィドド(通称ジョコウィ)大統領から今秋バリ島で開催されるG20サミットに公式に招待されたことに関して、敬意と喜びをもって招待を受けるとともに、ジョコウィ大統領へ感謝すると述べた。ジョコウィ大統領は4月にゼレンスキー大統領と電話会談を行い、G20サミットへの招待を伝えていた。インドネシアの海外政策に関するシンクタンクが主催したオンラインのフォーラムの場で明らかになった。
また、長期化しているロシアとの戦争がその時点で終結していない場合には、国を離れることはできないとして、オンラインで参加をする意向を示した。また、ロシアとの戦争のために世界的に食糧危機が深刻化するとの警戒感も示した。
インドネシアは小麦の輸入でウクライナに依存しており、2021年には前年比3.7%増となる307万トンの小麦をウクライナから輸入している。