財務省はこのほど、2022年第2四半期(4~6月)の国内総生産(GDP)の伸び率が前年同期比5%に達するとの見通しを示した。消費と輸出が伸びているため、これらがGDPの伸びを促すとみている。
スアハシル・ナザラ財務副大臣は「新型コロナウイルス対策の移動制限の緩和やラマダンとレバラン休暇、さらに企業活動の再開に伴う投資の伸びや一次産品価格の上昇に伴う輸出の拡大から、インドネシア経済は第2四半期に大きな伸びを見せる」と説明した。
ナザラ財務副大臣は「第2四半期に5%成長を獲得できれば、インドネシアは堅実かつ、落ち着いていくだろう」と強調した。
インドネシアの2022年第1四半期(1~3月)のGDP伸び率は前年同期比5.01%だった。