中央統計局(BPS)は15日、5月の輸出額が前月比21%減の215億1000万米ドルを記録したと発表した。この減少は、4月28日から5月23日までパーム原油(CPO)や食用油の輸出が禁止されていた措置の影響を受けている。
中央統計局によると、パーム油を含む加工産業の輸出額は前月と比較し約26%減少した。輸出減少が最も大きかった品目は前月比72%減の動・植物性油脂で、21億4950万米ドルの減少だった。
一方、5月の輸入額は186億1000万米ドルで、同月の貿易収支は29億米ドルの黒字となった。過去最高黒字となった4月の75億6000万米ドルからは縮小するものの、25ヵ月連続の黒字となる。