南ジャカルタ市警察は6月24日、宗教侮辱の表現を流布したとして、地元バーチェーン「ホーリーウィングス」を展開する運営会社の従業員6人を容疑者に認定した。従業員らは「ムハンマド」と「マリア」という名前の客に対して、無料でアルコールを提供するとの情報をSNSで投稿していた。
容疑者らは同社プロモーション部門の20~30代の男女で、クリエイティブディレクターも含まれている。同社は、公式インスタグラムで「弊社従業員による不適切な内容のプロモーションの実施について、皆様に心よりお詫び申し上げます」と謝罪。プロモーションは経営陣の許可なく行われ、当該従業員を厳重に処罰したとは発表した。
容疑者らの有罪が確定すれば、宗教侮辱罪と電子商取引法(ITE法)違反により最長で懲役10年の判決が科される可能性がある。