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絶滅危惧種コモドドラゴンの赤ちゃん数十頭の繁殖に成功

東ジャワ州スラバヤ市のスラバヤ動物園では、世界最大のトカゲで絶滅危惧種であるコモドオオトカゲ(別称コモドドラゴン)の人工繁殖に1990年代から取り組んでいる。このほど、2月から3月にかけて、スラバヤ動物園では29頭の赤ちゃんを孵卵器で繁殖させることに成功した。

コモドオオトカゲは、単為生殖により雄がいなくても雌だけで受精させることができる。今年生まれた赤ちゃんを含めて、現在スラバヤ動物園では134頭のコモドオオトカゲを飼育している。

コモドオオトカゲは野生では世界遺産であるコモド国立公園とフローレス島にのみ生息し、わずか3458頭しか残っていないと推定されている。国際自然保護連合は昨年の報告書で、海面上昇により今後45年間で絶滅危惧種の生息地が30%縮小すると警告している。