ルフット・ビンサル・パンジャイタン海事・投資担当調整相は10日、バリ島のヌサドゥアで中国のワン・イー外務大臣と両国の代表団を交え、国際協力ハイレベル会合を行った。
ルフット調整大臣は中国とインドネシアの協力関係継続に意欲を示し、中国が掲げる「一帯一路構想(BRI)」とインドネシアが提唱する「国際海洋枢軸(GMF)」において、両国のパートナーシップ延長に関して合意した。ジョコ・ウィドド(通称ジョコウィ)大統領が7月下旬に訪中する際に署名を行う予定であると明らかにした。
またルフット調整相は、新型コロナウイルスのパンデミック下に中華人民共和国海関総署(GACC)がインドネシア国内の水産業促進に尽力してくれたことに謝意を示した。
ルフット調整相はワン外務相のことを「運命共同体であり旧友」と表現し、ワン大臣の訪尼を歓迎した。