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屋外でもマスク着用を 大統領が方針変更

ジョコ・ウィドド(通称ジョコウィ)大統領は10日、中央ジャカルタのモスクで行われた犠牲祭に伴う集団礼拝後の演説で「新型コロナウイルスの感染が再拡大している中、屋内だけでなく屋外でもマスクの着用は必須だ」と述べた。また、人の移動が活発な大都市の自治体に対し、国軍や警察と協働してブースター接種(3回目接種)を再度強化するよう求めた。

政府によると、9日午後6時時点のワクチン1回目接種率は目標の96.86%、2回目接種率は81.31%、3回目接種率は24.86%となっている。一方で、同日の新規感染者数は2705人となり、感染者が初めて確認されてから累計610万8729人に達した。

ジョコウィ大統領は今年5月、新型コロナウイルスの感染状況が回復傾向にあるとして、人のいない屋外ではマスクの着用は不要と規則を緩和した。ただし、公共交通機関の利用時や、高齢者、基礎疾患のある人にはマスクの着用を推奨していた。