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ジャカルタで洪水 今年の乾季は雨が多い

気象庁(BMKG)によると、今年の乾季はラニーニャ現象をはじめとするいくつかの大気現象により、例年に比べ雨が多くなっている。これにより、各地で洪水が発生している。

ジャカルタ特別州では、16日の午後に少なくとも州内14地域で、大雨による洪水が発生した。水位が30~50センチに達し、少なくとも111戸の家屋が浸水し、2世帯9人が避難を余儀なくされた。

西ジャワ州デポックでは、16日午前に大雨に襲われ、57戸が浸水した。これにより、57世帯が高台などへ避難した。
また、最も被害が大きかったボゴールでは、住宅941戸と礼拝所3戸が浸水の被害を受けた。水位は50~100センチにまで達し、洪水のため209人が避難を行った。

気象庁(BMKG)は、ラニーニャ現象や同時期に発生したいくつかの大気現象の影響で、インドネシア西部地域で降水量が増加していると説明した。