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憲法裁、医療大麻の申請を却下

憲法裁判所は20日、医療麻薬(マリファナ)の合法化の申し立てを却下した。

原告である脳性麻痺の子どもを持つ母親3人および市民団体は、麻薬法に関する司法審査を求めて訴えを起こした。麻薬法では医療目的の麻薬の使用が禁止されている。裁判官は原告訴えを却下しながらも、政府に対し麻薬の治療的使用に関する研究を直ちに実施するよう強く要請した。
国会はすでに医療麻薬の合法化に関する公聴会を開催。保健省もすでに医療麻薬に関する調査を実施しており、追って規制を発効するとコメントしている。

インドネシアでは世界で最も厳しい麻薬取締法があり、所持や密売には終身刑や死刑を含む罰則が課せられる。東南アジアでは2018年にタイで医療麻薬が合法化した。

原告である脳性麻痺の子どもを持つ母親のひとりが先月、スディルマン通りのカーフリーデーで医療麻薬の合法化を求めるプラカードを掲げ、ネット上で話題となっていた。