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ARショッピングで新しい買い物体験を 国内スーパー初の試みに注目

中央ジャカルタにあるサリナ・デパートの地下に、スーパーマーケット「パサリーナ」が6月末にオープンした。ここでは、インドネシアのスーパーで初の試みである拡張現実(AR)技術などを駆使したARショッピングが体験できる。

パサリーナは、インドネシア語で市場を意味する「パサール」と、モール名の「サリナ」を掛け合わせた造語である。パサリーナの運営会社は、プレミアムスーパー「ランチマーケット」等を展開するスプラ・ボガ・レスタリ。メタバースのコンセプトを導入した新しいスーパーマーケットブランドとしてパサリーナを立ち上げた。

パサリーナが提供するARショッピングは、店内を歩きながら専用アプリのカメラをかざすと、製品情報や陳列情報、プロモーション情報などが画面上に出現するというもの。イメージとしてはポケモンGOに似ている。果物売り場のマンゴーにカメラをかざせば、マンゴーの健康上の利点を教えてくれる。加工食品売り場の通路をかざせば、巨大アイコンが出現してその通路に陳列されている製品カテゴリーがひと目でわかる。時には、ARショッピング限定のBuy1Get1プロモーションに遭遇でき、まるで宝探しのようである。

また、アプリの別の機能には、買い物アシスタントをしてくれるガイドボット機能がある。欲しい商品をいくつか入力して、店内をカメラでかざせば、現在位置を把握してガイドボットが順番に目的地まで案内してくれるというもの。大型スーパーをあちこち歩き回る必要がなくなり、特に年配者にとっては嬉しい機能だ。

専用アプリ「TRUST Live」は、地場テクノロジースタートアップのメタバース・スタジオ・インドネシアが開発した。将来的には、スプラ・ボガ・レスタリが運営するランチマーケットやファーマーズマーケット、グルメなどの他のスーパーマーケットブランドでも、専用アプリを使用したARショッピングを展開する予定である。