医薬品食品監督庁(BPOM)は2日、新型コロナウイルス感染拡大防止のため16~18歳を対象にした追加接種(ブースター接種)を許可した。これまでブースター接種は18歳以上に限られていた。
今回、緊急使用が承認されたのは米国製薬大手ファイザーとドイツのバイオ医療ベンチャーのビオンテックが共同開発したワクチン「コミナティ」で、2回目接種から6ヵ月以上間隔をあけることが条件となる。同ワクチンは、昨年7月に12歳以上を対象としたワクチン接種1回目として国内で承認され、今年1月には18歳以上の追加接種でも使用された。
またBPOMは16歳以上を対象とした第3相臨床実験のデータに基づき、追加接種の安全性と有効性を評価し、予防効果は95.6%だったと明らかにした。