グリンドラ党の党首であり、国防相のプラボウォ・スビアント氏が、2024年の大統領選挙に出馬する可能性が高まっている。グリンドラ党は国内最大のイスラム系政党である民族覚醒党(PKB)との連立協定締結に取り組んでいて、PKBの支援によりグリンドラ党は2024年の大統領選にプラボウォ氏を擁立することを計画している。
プラボウォ氏は2014年、2019年にジョコ・ウィドド大統領に2度大統領選で敗れたため、3度目の挑戦となる。プラボウォ氏は現在70歳で、出馬するために政党の公式支援を求めている最中である中部ジャワ州のガンジャール・プラノウォ知事とジャカルタ特別州のアニス・バスウェダン知事の有力な対抗馬となる。
コンパス紙の最新調査によると、プラボウォ候補の当選率は25.3%で最も人気が高く、次いでガンジャール候補22%、アニス候補12.6%となっている。