ジャカルターバンドン高速鉄道で使用されるEMU(電気複数ユニット)列車が、5日に中国からインドネシアに向け出発した。EMU列車の動的テストは、G20サミットと時を同じくして11月の実施を目標としている。ブディ運輸相が明らかにした。
輸送中のEMU列車は11両編成で、自動運転レベル1(GoA1)の技術を適用する。スタイリッシュなデザインで、時速350キロの実現を可能にする。これにより、現在は2時間30分前後かかる所要時間を、36~45分に短縮することができる。
中国がEMU列車を海外に輸出するのは今回が初めて。4月に完成し、生産地で静的テストと動的テストを完了している。
ジャカルターバンドン高速鉄道プロジェクトの進捗状況は85%に達している。