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コロナ抗体、大半のインドネシア人が保有 血液検査で判明

保健省とインドネシア大学公衆衛生学部が7月に実施した最新の血清調査によると、ほぼすべてのインドネシア人が新型コロナウイルス感染症に対する抗体を獲得していることが明らかになった。

国内100都市の2万501人の血液サンプルを調べたところ、ワクチン接種もしくは過去の感染によって、調査対象者の約98.5%が抗体を保有していることが判明した。同じ調査対象者に対して昨年12月に行った調査では抗体保有率は87.8%であり、10%ほど保有率が増加している。また、調査対象者の平均抗体価も約4倍に増加しているという。

全国民のうちワクチン未接種者が昨年12月には約30%だったのに対して、7月には18%にまで減少した。3回目の接種完了者も約5820万人に達したことから、調査に参加した専門家の一人は、ワクチン接種が有効であることを示していると語った。