石炭大手のブラック・ダイアモンド・リソーシズはこのほど、8月中に新規株式公開(IPO)を実施し、2275億ルピア(約1550万米ドル)を調達する計画だと明らかにした。調達した資金は設備投資予算など事業資金として活用する見通しだ。
ブラック・ダイアモンド・リソーシズは今回のIPOで新株17億5000万株を発行する見通し。これは増資後の資本の25.93%に当たる。売り出し価格は1株当たり100~130ルピアになるという。
インド・コモディティ・コープラ(INCF)のスジャカ・レイズ社長が株式の52.5%を取得する見込み。
ブラック・ダイアモンド・リソーシズはIPOからの収益を子会社のDayak Membangun Pratamaによる炭鉱インフラの改修事業に振り向けることになる。残りの資金はコントラクターのHeral Eranio JayaとCV Putra Jayaからの借り入れの返済に充当される見通しだ。