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大人気ホラー映画の撮影ロケ地の廃墟が、口コミにより観光地化

公開後わずか4日間にして観客動員数200万人を記録した、ジョコ・アンワル監督のホラー映画『Pengabdi Setan 2:Communion(悪魔の奴隷2:聖餐式)』 の撮影ロケ地となった西ブカシ、ビンタラにある廃墟マンションが映画の劇場公開以降、観光地と化している。約15年、誰も住んでいなかったという廃墟マンションは今、写真を撮る大勢の人々で賑わっている。

同地域の不動産関係者は「遠方から車で来る好奇心旺盛な人が多い」と話す。週末は特に混雑するので、廃墟マンションの管理者は、関係者以外の建物内への立ち入りを禁じている。同マンションは最近テレビドラマの撮影にも使用されたという。

ジョコ・アンワル監督は、映画の撮影ロケ地として適切なマンションをみつけるのに数か月費やしたと述べている。ロケ地を探し初めて4か月目にしてTwitterのフォロワーからこの廃墟マンションに関する情報を入手したという。

映画のストーリーは以下の通り。過去の事件で母と弟を亡くしたタラ・バスロ演じるリニとリニの家族は、安全な場所を求めて大勢の人が住むマンションに引っ越す。どんな住人がいるのか分からずにいると、マンションでの生活は恐ろしく危険になり得るということを徐々に学んでいく。8月4日に全国同時上映された。