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南スマトラ島沖で強い地震が発生

米国地質調査所によると、8月24日夜にスマトラ島沖でマグニチュード6.0の地震が発生した。

地震は現地時間の午後9時半頃にブンクル州、南スマトラ州、ランプン州の各州に近いスマトラ島南西部沖で発生した。地元メディアや目撃者によると、南スマトラ州とブンクル州ではこの地震で多くの人が家から飛び出したものの、死傷者や被害は報告されておらず、津波発生の警告も発せられなかった。しかしながら、気象庁(BMKG)は住民に対して余震の可能性に注意するよう勧告を出した。BMKGによると震源は海岸から約64キロメートル離れた海域だという。

インドネシアは太平洋の「環太平洋火山帯」に位置しているため、頻繁に地震が発生している。2004年にはスマトラ島沖でマグニチュード9.1の地震が発生し、大きな津波を引き起こし、インドネシア国内の約17万人を含む22万人が死亡した。