インドネシアだけでなく、東南アジアでも初めての高速鉄道となるジャカルタ・バンドン高速鉄道で使用されるEMU(電気複数ユニット)列車が、2日にジャカルタのタンジュウプリオク港に到着した。
今回の第一弾は、検査業務を担う検査車両が1両と、乗客を乗せるための車両1両の計2両。残り10両は12月、来年2月、3月に分けて段階的に輸入される予定。
到着した2両はバンドンのテガルアールに建設したデモに移され、組み立てプロセスに入る。
その後、11月のG20サミットに合わせて、ジョコ・ウィドド大統領と中国の習近平国家主席が検査車両のテストを実施する計画である。
8月末時点の建設の進捗率は77%で、高速鉄道はハリム駅、カラワン駅、パダララン駅、テガルアール駅の4駅が設置される。