運輸省は、政府が実施した燃料値上げに伴う措置として、長距離バスのエコノミークラスの運賃を最大34%引き上げると発表し、10日から適用した。長距離バスの運賃値上げは、2016年以来、6年ぶりとなる。
改定後の基本運賃は、1キロあたり1人159ルピアへ引き上げられた。ジャワ島、バリ島、ヌサトゥンガラ諸島は同128~207ルピア、カリマンタン島、スラウェシ島、インドネシア東部は142~227ルピアとした。
運輸省のヘンドロ・スギアント陸運局長は「運賃の引き上げは、燃料、州最低賃金、健康労働組合費、車両や部品の値上げに伴う措置で妥当」とコメントしている。