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ボゴール植物園でラフレシアが開花

西ジャワ州ボゴール市のボゴール植物園で14日、ラフレシアが開花した。生息地以外で開花が確認されたのは今回が初めて。
場所は園内アストリッド公園近くのクナリ・ドゥア通り、つる植物が収集されているあたり。一般公開されているが、設置された柵内への侵入は禁止され、24時間体制で監視されている。

同植物園の研究員兼キュレーターのソフィ・ムルシダワティ氏は「花の直径は60センチ未満だが、ラフレシアで間違いない」と見解を述べた。

ラフレシアは、1818年にトーマス・スタンフォード・ラッフルズの遠征に同行したジョセフ・アーノルド博士のガイドがスマトラ島の森林で初めて発見した。花の名前は、発見者の名前から取られており、ラッフルズとアーノルドを組み合わせたものである。ラフレシアは世界に33種あり、そのうち14種がインドネシアに生育し、うち11種がスマトラ島の固有種であることが知られている。