インドネシア中央銀行は9月22日、8月の予想外の利上げに続き、政策金利(7日物リバースレポ金利)を0.5ポイント引き上げ、4.25%に設定した。
インドネシアはこれまで、エネルギー補助金がインフレを抑制し、8月は4.69%と他国に比べ低い水準であった。しかし、政府が補助金の一部を削減し、燃料価格が30%上昇したことで、中央銀行に金融政策引き締めを加速するよう圧力がかかっていた。
中央銀行のペリー総裁は、利上げはインフレ期待を引き下げ、2023年下半期にコアインフレ率が目標の3%からプラスマイナス1%に確実に戻るようにするための予防的ステップだと説明した。