インドネシアは9月20日、世界で一番新しい国のひとつである南スーダンと外交関係を樹立した。
ルトノ外相と南スーダンのデン外務・国際協力副大臣は、外交関係樹立に関する協定に調印した。調印式にはルフット海事・投資担当調整相らが出席した。
ルトノ外相は、優先事項は両国間の経済協力をどのように発展させるかであるとコメントした。一方デン氏は、南スーダンにはインフラ、石油、経済発展の大きな可能性があると述べた。Our World in Dataによると、南スーダンには2020年時点で4億7740万トンの石油埋蔵量がある。
南スーダンは2011年にスーダンから独立して以来、2018年に終結した5年間の内戦からの脱却の中で、国際ネットワークの拡大を目指してきた。2019年と2020年の経済成長率は9.5% に達するなど経済が急速に進歩し、治安状況が改善したことを受け、インドネシアは外交関係を形成するに至った。