バジャイ(三輪バイクタクシー)の運転手らがジャカルタ州庁舎前で11月30日にデモを行い、州内の圧縮天然ガス(CNG)補給所の数を増やすよう要求した。
現在街中を走っている青い色のバジャイはCNGを燃料として用いる4気筒エンジン車で、排ガスによる大気汚染対策を進めるためにジャカルタ州政府が旧型のガソリンを燃料とする2気筒のオレンジ色のバジャイからの完全移行を進めている。
今回デモが行われたきっかけは、州内のいくつかの圧縮天然ガス補給所が不具合で操業できなくなり、補給可能な補給所に多数のバジャイが殺到し、補給できるまでに列に並んで長時間待つことを余儀なくされたことが背景にある。
現在、州内には青いバジャイが1万955台あり、まだ移行できていないオレンジ色のバジャイが86台ある。また、州内には圧縮天然ガス補給所が18カ所にある。
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