中央ジャカルタ、メンテンのチキニ・クラマット通りで9月27日早朝に火災が発生した。住宅エリアを襲ったこの火災により、住宅16軒と商店41軒が全焼し、48世帯、194人が被害を受けた。
家を失い、緊急本部に避難する住民のひとりによると、28日時点できれいな水を手に入れることが難しいという。トイレさえも十分に機能していない。地域に飲料水を供給する会社(PDAM)がすでにシャワー、洗濯、トイレができる施設を設置したものの、被災場所から距離が遠く利用しにくい。
また、火災は発生した周辺では停電が続いており、水と電気の確保が課題となっている。
この火災は、27日の早朝4時35分頃に、おかゆ屋台のガスコンロから出火し燃え広がったとみられている。消防車17台と消防士85人が出動し消火にあたった。住民1人が50%のやけどを負うなど負傷した。