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首都圏のアナログ放送、10月5日に停止

ジャカルタ首都圏(ジャカルタ、ボゴール、デポック、タンゲラン、ブカシ)では、テレビのアナログ放送が、10月5日をもって終了する。通信・情報省が明らかにした。

首都圏エリアではアナログ放送からデジタル放送への移行を促進する「アナログ・スイッチ・オフ(ASO)」プログラムの成果がすでに出ており、デジタル放送エリアがアナログ放送エリアを全てカバーできている。

また、政府はアナログテレビを所有する貧困世帯に対し、放送信号を変換するセットトップボックス(STB)の無償配布を行っているが、首都圏エリアでの配布が終了したことも、今回アナログ放送が停止される一因である。政府は全国で約48万個のSTBを配布予定であり、これまで63%の配布が完了している。

首都圏では23局のテレビ局がアナログからデジタル放送に移行しており、一般の人々が視聴できる番組が益々多様化している。