ジャカルタ特別州のアフマド・リザ・パトリア副知事は9月24日、州内の売春宿を全廃する意向を明らかにした。アフマド副知事は市民に対し、売春宿を発見した場合は速やかに同州へ報告するよう呼び掛けた。
同月上旬、北ジャカルタのチリンチン地区で学校帰りの13歳の少女が男4人から性的暴行を受ける事件があった。事件現場は売春街に近く、近隣住民は州政府に対して治安を維持するためにも売春宿を閉鎖させるよう求めていた。
アフマド副知事は、監視カメラ数千台を設置し、将来的にカメラの台数を増設していく計画を明らかにするとともに、子どもが健やかに成長できるよう、地元警察と連携して治安水準の向上を図ると確約した。