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スンター車両工場の一部をリニューアル | ダイハツ工業株式会社

ダイハツ工業株式会社は7日、インドネシアの現地法人アストラ・ダイハツ・モーターが、持続可能で環境にやさしい工場を目指し、ジャカルタ市内にあるスンター車両工場の第1ラインをリニューアルすると発表した。2024年12月の稼働を目指す。

スンター車両工場第1ラインは設立から27年が経過し、SDGsの実現に向けた将来的な改修に対して敷地面積が不足するなどの困難が予想される。このため、西ジャワ州のスルヤチプタ工業団地内にあるカラワン車両工場第1ラインの隣接地に新たに第2ラインとして設立する。投資額は約2兆9000億ルピア。なお、スンター車両工場第2ラインは残置する。

新工場においては、最新の生産技術を採用し生産性を向上させるとともに、カーボンニュートラルに向け工場の屋根に2100キロワット分の太陽光パネル約3600枚を設置する。これらの取り組みにより、年間で約20%の二酸化炭素排出量を低減できると見積もられている。