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インドネシア鉄道会社がカラフルな新車両と新サービスを試験導入

インドネシア鉄道会社(PT KAI)は、同社77周年を記念してジョグジャカルタ駅〜ガンビル駅間を運行するタクサカ号に特別車両を導入。カラフルでモダンな印象の車体が印象的な「ハイプ・トリップ(Hype Trip)と名付けられた同車両内では、利用者の旅行体験をより楽しくするべく、他にはないサービスを展開する。

PT KAIのDidiek Hartantyo取締役は「試験的プロジェクトとして、利用者の多くがY〜Z世代であるタクサカ号での新サービス導入を決めました。経済の中心地と観光・教育の重要な拠点のひとつを結ぶタクサカ号の利用者、約270万人のうち約58%が12〜41歳。大きく変化する利用者のニーズへの対応を目的に、ユニークで新鮮な体験を提供します」と話す。

ハイプ・トリップで提供される特別メニューは、トムヤムクン、パスタ、チキンカツ、ミーゴレンなど。また車内には移動中に遊べるトランプ、ジェンガ、UNO、ボードゲームが用意されている。乗務員の制服もスーツからボンバージャケットへとカジュアルに一新。インテリアには、カラフルなトーンとモチベーションを高めるメッセージが採用されている。無料WiFi、エンターテイメント・オン・ボード(EOB)も完備されており、デジタル世代も満足できそうだ。