インドネシア財閥のジャルム・グループの子会社グローバル・デジタル・ニアガ(ブリブリ)が来月、インドネシア証券取引所(IDX)への新規株式公開(IPO)を計画していることが明らかになった。同社はオンラインショッピングプラットフォームの「ブリブリ」を運営する。
ブリブリが17日に発表した目論見書によると、全体の15%に相当する177億株を新たに発行する。公開価格は1株あたり410ルピアから460ルピアの範囲で、最大で8兆1700億ルピアを調達する。IDXへの上場は11月7日を予定している。ティッカーシンボル(証券コード)は「BELI」。
ブリブリは調達した資金のうち5兆5000億ルピアを負債の返済に充て、残りを運転資金としてコア事業活動であるプラットフォームの開発などに振り分ける。
ブリブリは昨年からIPOが噂されていたものの、計画が遅れていた。