バンクDBSインドネシアはこのほど、水産物事業を手掛けるスタートアップ企業のeFisheryに対し、5000億ルピア(約3270万米ドル)の融資を提供したと明らかにした。
バンクDBSインドネシアは声明で「魚とエビを中心とする水産物分野の近代化に向けてテクノロジーを導入しているeFisheryに融資でき光栄だ」と述べた。
eFisheryは2013年に設立し、魚とエビの養殖に注力している。同社のギブラン・フザイファン最高経営責任者(CEO)は「かつてこうした分野の事業で融資を確保することが難しかったが、テクノロジー産業の発展のおかげで融資を受けられ感謝している」と語った。さらに「事業開始から3年目、われわれに融資する銀行はなかった。しかし現在、バンクDBSインドネシアはわが社に5000億ルピアを託してくれた」と話した。