東北電力株式会社は17日、出資参画しているインドネシアの事業会社スプリーム・エナジー・ランタウ・デダップの発行済株式を追加取得したと発表した。
事業会社が運営する南スマトラ州のランタウ・デダップ地熱発電所は、2021年12月に商業運転を開始している。発電した電気は、営業運転開始から30年間にわたり国有電力会社に売電することとなっており、長期間にわたり安定的な収益が期待できることから、今回の増資判断を行った。
東北電力は、本事業へ出資しているフランスのエンジーより、発行済株式の10%分を取得した。これにより、同社の出資比率は、これまでの10%から20%へ増加した。