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コロナ変異株「XBB」を初確認 保健省

ブディ・グナディ・サディキン保健相は10月21日、新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の派生型である「XBB(BA2.10、グリフォン)」が国内で確認されたと明らかにした。

感染者は西ヌサトゥンガラ州ロンボク島の29歳の女性で、ブディ保健相は、新型コロナウイルス感染対策の活動制限(PPKM)と保健プロトコルの有効性を向上させるよう、すべての関係者に協力するよう呼び掛けた。

隣国のシンガポールではXBBが急拡大し、一日あたりの感染者数が連日6000人を越えており、インドネシアも警戒を強めている。シンガポールでの感染者の多くは、ワクチン接種済の場合、喉の痛みや微熱など比較的症状は軽いという。XBBは2022年8月以降、シンガポール、オーストラリア、バングラデシュ、日本、アメリカで感染が確認されている。