国営郵便ポス・インドネシアが、かつての郵便局を中小零細企業向けスペースに転換した「Pos Bloc(ポス・ブロック)」の開発を進めている。
今回、ジャカルタのサワ・ブサール地区に建つ旧郵便局のポス・ブロック第2期工事が完了した。この建物は植民地時代のもので築年数は111年にもなる。第1期では3000平方メートルのスペースを中小零細企業向けのスペースに展開した。今回の第2期では50億ルピア(約31万8725米ドル)をかけて7000平方メートルをリノベーションした。
第2期の完成に伴う式典に出席したエリック・トヒル国営企業相は「今の時代にこれほど大きな郵便局を必要とする人はおらず、この資産は価値がないものとなっていた。 象牙の塔となるよりも、これを中小零細企業向けに活用する方がよいだろう」と強調した。