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ジャワ島西部地震 犠牲者321人に

インドネシア国家災害対策庁は11月27日、西ジャワ州チアンジュール県を襲った地震による死者数が、救助隊がさらに複数の遺体を発見したために合計で321人に上ったと発表した。マグニチュード5.6の地震による犠牲者のほとんどは、建物の倒壊や地滑りにより死亡した。

国家災害対策庁のスハルヤント長官は報道関係者に対する発表で、救助隊が26日に8人、27日に3人の遺体を発見し、さらに11人が行方不明のままだと述べた。また、この地震により6万2000棟以上の家屋が損壊し、7万3000人以上が少なくとも325カ所ある避難所に避難したとも明らかにした。

この地震は、スラウェシ島で2018年に地震と津波により4000人以上が犠牲になって以来、インドネシアで最悪の自然災害となった。