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ワクチン4回目接種、高齢者で開始

保健省は11月22日、全国的な新型コロナウイルスの感染拡大への対応措置として、60歳以上の高齢者への4回目となるワクチン接種(2回目のブースター接種)を開始した。3回目接種(1回目のブースター接種)から6ヵ月の間隔を空けて接種が可能となる。

国内では、非常に感染力の強いオミクロン株の新系統「XBB」により、徐々に感染者数が増加している。感染ピークは12月頃から来年1月頃になるとみられている。

同省のシャリル報道官は、ワクチンによる免疫は6か月後に低下すると考えられており、重度の症状を発症する可能性が高い高齢者の保護を目的とした措置であると説明した。インドネシアの新型コロナによる死亡者数は15万9000人であるが、その半数近くが60歳以上であるという。

4回目接種は8月に医療従事者を対象として開始され、これまで73万人が接種を受けている。