シンガポールのベンチャーキャピタル、インディーズ・キャピタル・パートナーズはこのほど、スイス・ベルホテル・インターナショナル・インドネシアとゼスト・ホテルズ・インターナショナル・インドネシアの株式の60%を取得したと明らかにした。
インディーズ・キャピタル・パートナーズは今回の株式取得に関して、ホスピタリティ事業部門を拡大させる戦略の一環だと説明する。一方、株式取得額は明かしていない。
スイス・ベルホテル・インターナショナル・グループはインドネシア、中国、香港、マレーシア、フィリピン、ベトナム、バーレーン、クウェートなど世界15カ国・地域で16のブランドを展開し、保有不動産数は125カ所に上る。
インディーズ・キャピタル・パートナーズは「インドネシアの観光部門は2022年に好調さを取り戻し、将来的にも大きな可能性を秘めている」と強調している。