民間調査会社インサイトアジアはこのほど公表した調査報告書で、インドネシアでは現金決済よりも電子決済を好む人が多いとの調査結果を示した。
調査は今年9月19日から30日にかけ、ジャカルタ首都圏、西ジャワ州バンドン、北スマトラ州メダン、南スラウェシ州マカッサル、中部ジャワ州スマラン、南スマランッ州パレンバン、リアウ州プカンバルで、1300人を対象に実施された。
この結果、回答者の71％が電子決済を好むと回答した。現金決済を好むとした人は全体の49％、銀行振り込みを好むとした人は24％で、電子決済を下回った。電子決済の中では、21％が電子決済システムの国内統一規格「QRコード・インドネシア・スタンダード（QRIS）」を使用すると答えており、利用が最も多いのは「GoPay」で、これに「OVO」「Dana」「ShopeePay」が続いた。
