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スラウェシ島地震の被災者 国連が支援

9月28日に発生したスラウェシ島地震で被災した住民に対する支援を、国連の開発途上国を支援する機関である国連開発計画(UNDP)が行っている。
UNDPでは中部ジャワ州シギ県で300人以上の住民に瓦礫撤去の仕事を提供し、労働に対して一日あたり8万ルピアの賃金を支払う支援活動を行っている。11月10日から来年1月まで行われるこの支援事業では参加者は賃金がもらえる他に、国の健康保険の補償対象ともなる。参加者の一人はこの支援活動について、災害で職を失ったためとても役に立っていると評価している。
スラウェシ島地震では2000人以上が死亡、約5000人が負傷、1000人以上が行方不明となり、27万人が避難生活を強いられており、インドネシア国家防災庁(BNPB)では被害総額を15.29兆ルピアと見積もっている。UNDPは被災地の早期回復と住民支援に140万米ドルの予算を投じている。

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