東ジャカルタのチピナン刑務所に収監されていた男が7日夜、同刑務所の一般職の女の助けを借りて逃亡していたことが明らかになった。
夜勤班が8日早朝、日勤班へ報告する際に4166人いるはずの受刑者の数が1人足りないと報告。報告を受けた刑務官が全受刑者を拘留室へ戻して人数を数え、刑務所内の教会や礼拝所などを捜索するも男の発見に至らなかった。
その後監視カメラの映像を解析したところ、一般職として勤務する女が刑務所の庭に車で侵入する姿を確認した。女に事情を聞くと男の逃亡を手伝ったと犯行を認めたため、現在警察で取り調べを受けている。実はこの女、過去に男と同じ麻薬の罪で逮捕された男の恋人で、その素性を知る当局は女に内勤を命じていたという。
男は現在も逃亡中で警察が行方を追っている。男は麻薬を使用した罪で懲役19年の実刑判決を受けており、服役1年が過ぎたところだった。
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