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部下殺害の元警察高官に死刑判決 妻は懲役20年

(c) Kompas

南ジャカルタ地裁は13日、部下を射殺し計画殺人の罪に問われていた元国家警察高官のフェルディ・サンボ被告(50)に対し、死刑判決を言い渡した。検察が求刑した終身刑を上回る判決となった。

その理由としてワユ・イマム・サントソ裁判長は「約3年間、片腕として働いた部下を殺害し、遺族に深い悲しみを与え、国民を不安に落とし入れた。警察高官の少将としてあるまじき行いであり、国家警察の信頼を国内外で失墜させた。その行為に言い訳も正当化もできない」と説明した。

これまでの裁判でサンボ被告は「計画性はなかった。他の部下2人に対し懲らしめるよう命令はしたが、殺害の意図はない。妻が被害者から性的暴行を受けた」と抗弁していた。

一方でサンボ被告の妻プトリ・チャンドラワティ被告は、計画殺人の共同正犯が成立し、懲役20年(求刑8年)が言い渡された。