鹿島建設株式会社は2月15日、開発・運営を行っているジャカルタの大規模複合施設「スナヤン・スクエア」における空調設備更新および太陽光発電システムの新規導入事業が、環境省の「二国間クレジット制度 資金支援事業のうち設備補助事業」に採択されたと発表した。既に運営フェーズにある大型複合開発の事業が採択されるのは、今回が初めてとなる。
新たな省エネ設備と導入施設は、高効率チラー(空調用圧縮冷凍機)が商業施設「プラザ・スナヤン」およびオフィスビル「セントラル・スナヤン1」へ、高効率空調機が「プラザ・スナヤン」の一部および別館へ、太陽光発電システムが「セントラル・スナヤン1および2」へ導入される。
また、太陽光発電システムにて発電した電力は、オフィスビル2棟に供給され、グリーンエナジーの利用を希望するオフィステナントの電力需要に充当する予定である。