インドネシアのコングロマリット(複合企業)アストラ・インターナショナル傘下のユナイテッド・トラクターズは2022年の純利益が前年から104%拡大し、21兆ルピアになったと明らかにした。売上高の増加と鉱物資源価格の上昇が後押ししたという。
ユナイテッド・トラクターズの売上高は79兆4600億ルピアとなり、前年から55.5%増加した。
部門別では建設機械部門の売上高は36兆5000億ルピアとなり、売上高全体の29.5%を占めた。鉱業コントラクター部門が売上高全体に占める割合は26.8%、石炭採掘部門は25%をそれぞれ占めている。
ユナイテッド・トラクター傘下で鉱業コントラクター事業を手掛けるパマペルサダ・ヌサンタラ(PAMA)は、2022年通年で計1億1600万トンの石炭を生産した。